HOPPY HAPPY SHORT FILMS

配信期間が終了しました

Dec. 28, 2023 HAPPY & PRESENTS

一年の終わり / Tail End of the Year

言えない気持ちと抜けない歯〜幸せな時間はいくらで買える？〜

STORY

旧正月、十歳のヤン・ランは歌手である母の帰りを待ちわびていた。麻雀、花火、並べられたごちそう、大家族で盛大に祝杯をあげる中、小さな彼女は少しの瞬間だけでも愛を感じたかった。

★ショートフィルムを鑑賞してHOPPY HAPPY PRESENT CAMPAIGNに参加しよう！：
HOPPY HAPPY THEATERでは、配信中のショートフィルムの感想文を募集します！
感想文の対象は、毎週木曜日に更新される最新の配信作品です。
もっとも読み応えのある感想を送ってくださった2名の方を選考し、毎週素敵なプレゼントをご用意いたします。
＊本キャンペーンの対象は20歳以上の方限定です。20歳未満の方のご応募はご遠慮ください。
＊プレゼントの詳細は下記をご参照ください。
https://hoppy-happy-theater.com/contents/464/

【PRESENT CAMPAIGN当選者の感想①】
冒頭からなぜ警帽をかぶっているのかなと思っていたのですが、理由が分かり切なくなりました。その直前のおばあちゃんの表情もせつないです。
ヤンランはなぜお金が欲しいのかな、と思っていたのですが、お母さんとの時間を少しでも手に入れたかったんですね。子供を持つ親としてもすぐに近くにいって抱きしめてあげたい気持ちでいっぱいでした。
きれいなお母さんは、仕事や新しい恋に夢中なのかな…甘えちゃダメって、甘えたい年頃だよ~春節の時くらい一緒に寝て、食事をして、お風呂に入ってあげてよ~と画面越しに訴えてました(>_<) 意地悪なおばさん達を背に、ヤンランをぶっているフリをしているシーンは笑えましたけどね。総じて主演の女の子の表情や演技がとても素晴らしく可愛らしく余計に引き込まれました。　　　まもる 【PRESENT CAMPAIGN当選者の感想②】
旧正月に集まった親戚の大人や子供たちに囲まれて、一見賑やかで幸せそうに見えるけれどその中で本当の気持ちを理解してくれる人はいない少女の孤独と寂しさが伝わってきました。母親の愛に飢えていて亡き父親の姿を求めてしまう少女の深い絶望と悲しみに心を打たれました。その後誰にも頼らずにひとりで乳歯を抜いて笑顔で空に投げる所に、少女の孤独に負けない強い生命力を感じました。　　

ブラウニー

【お薦めポイント】
大好きなママは人気者で、家に滅多に帰ってこない。たまに帰ってきたと思ったら、またすぐに出かけてしまう…。人々を幸せな気持ちにさせるような美しい歌声を持つ母親を、健気に待ち続ける一人の少女の物語。いたずらして大笑いしても、豪華な料理を囲んでも、どこか寂しげな少女の姿に、その思いに、あなたもきっと、胸を打たれることでしょう。

森名子（HOPPY HAPPY AWARD 2018ブックカテゴリ優秀賞）