【PRESENT CAMPAIGN当選者の感想①】
思春期まっただなかの娘と父のある週末。幼かったころと違って会話はいちいちぎこちない。でも、父は娘にぞっこんだし、娘は心やさしい。父の仕事はうまくいかないが、成長してゆく娘はまぶしさを増していく。じわじわくる作品です。　　

POCHI

【PRESENT CAMPAIGN当選者の感想②】
娘が大好きな父ちゃんの愛情たっぷりな行動と、すべてを受け止めきれない年頃の娘とのぎくしゃくとしたやり取りが微笑ましかったです。
少しずつ変わっていく親子関係に、気持ちが追いつかない父親の一抹の寂しさを感じました。
職場の同僚との通話内の不穏なやりとりがこれからのふたりの未来を暗示しているようでした。
親子で過ごした時間は大切な思い出になると思いました。　　

ブラウニー

【お薦めポイント】
誰もが一度は通る、複雑な思春期。家族との会話がぎこちなくなってしまった経験は、きっと多くの人にあるのではないでしょうか。この作品に登場する父と娘は、まさしく会話がぎこちなく、ままなりません。しかし、娘ジェニーのバスケットボールの試合があったある夜を境に、関係に変化が訪れます。この作品を見てあなたは今日も、大切な人と対話をする幸せな時間を過ごしませんか？

森名子（HOPPY HAPPY AWARD 2018ブックカテゴリ優秀賞）